ヨシキリの啼く池
散歩ルートの一つにかなり大きな池がある。
池にせり出した小山は、その形から「おむすび山」と呼ばれている。
その池に面した側には今年も多くの鷺が巣を作った。
白鷺(多分コサギとチュウサギ)が多いがゴイサギもいる。いつもはどちらかが殆どを占めていて、他方は追い出されるのかと思っていたが、今年はかなり混在している。
時に、飛翔するアオサギも見かけたからアオサギも巣を作ったかも知れない。
池には葭が茂っている箇所があり、鷺の餌場でもあり軽鴨の子育ての場所でもある。
今年はまだ軽鴨の雛は見かけない。鴉などの敵にやられたのだろうか。
池にはよく探鳥の人、野鳥撮影の人が来ている。
そんな一人にヨシキリを教えられた。
ヨシキリが葭の茂みに飛び込むと、少し待っていたら上へ上がって来ます、と言われて飛び込んだ場所に注意していると、なるほど葭の幹を蔦って上がってきて啼いた。
何枚か写真を撮ったが、ズーム機構があるとはいえ小さなデジカメでは不満な絵にしかならない。
大きな鷺でも距離的にかなり難しいのに、小さなヨシキリでは撮れたのかどうかその場では分からないくらい。
図鑑に載せるわけではないから適当に描くことでもいいが、ヨシキリと言えばやはり口を開けて啼いているところが良い。
帰宅してNETで検索した中からヨシキリ本体を描き、そのほかは撮った写真等を参考にして描いた。
俳句でヨシキリは葭切と書き葦雀ともいう。丁度今頃の季語である。
その鳴き声から行々子とも言うが、実際に声を聞くともっと澄んだ声で、名前から想像されるほどうるさくはない。
ヨシキリの名誉のために念を押しておく。結構良い声です。
鷺の雛は巣立つまでは一日中啼いている。この方がよほどうるさい。
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