映画・テレビ

2009年12月22日 (火)

不思議な映画

0912 銀杏並木の坂道

たまに散歩に行く稲荷神社参道の入り口から坂道を見下ろした。

稲荷社はここを右へ行った突き当たり。

この通りは大通りだがこのあたり、歩道にはいつでも殆ど人影がない。

   
  

映画「フォース・カインド」を見た。

CMはえらくショッキングな感じだったが、映画自体はそれほどでもない、というか不思議な映画。

心理学者の撮したビデオと再現場面を並べて映しているが、あれは本当に実写なのだろうか。
アラスカ州で不思議な死に方をした人、行方不明になった人が多く出ていて、心理学者以外にも目撃者があるのに理由、原因が分からないと言う。
地球外生命体(UFO)のせいらしい、と出てきて些か眉につばを付けたくなった。

ハッキリした結末がないまま終わって、主人公の心理学者も廃人のようになったとか。
FBIも何度も調査に入っていると言うが、事実だろうか。

とにかくちょっと不思議映画。評価しようがない気もするが、ホラーとしてみればまずまずか。
ということでアッキィの評価は ○×3

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2009年11月22日 (日)

文句なしオモロイ映画

0911139 ポニー

農協直売所にいたポニー

乗馬クラブの宣伝で来ていたようだ。

顔だけだと馬のように見えるが、体はふたまわりほど小さい。
 

久しぶりに映画を見た。

「イングロリアス・バスターズ」

フランスのドイツ占領地域に潜入するイングロリアス・バスターズと呼ばれる特殊部隊の話、と言ってしまえば戦争映画だが、戦争の悲惨とか人間性云々など難しいこととはうんと離れている。

むしろ、ナチに家族を殺された女性の復讐譚、それに特殊部隊が絡む話と言っていいだろう。

隊長をブラッド・ピットが生き生きと演じているがこれは映画の看板で、主演はユダヤ女性役のメラニ・ロランと敵役ナチSS大佐を演じたクリストフ・ヴァルツだろう。

クリストフ・ヴァルツの憎々しいSS大佐の演技で、復讐へ向かうユダヤ女性のけなげさが生きた。

最後にヒトラーやゲッペルスも巻き込んで・・・・エッ、そんな史実が等というのは娯楽に徹した映画だからいいっこなし。

とにかく開幕当初からサスペンスが続き、2時間40分の長さが一向に長いと感じなかった。
クエンチン・タランチーノ監督だからぶん殴り血が飛びという暴力場面が付き物だが、あそこまでやらなくても・・・の感はある。

ということでアッキィの評価は ○×4.5
今年見た映画の10本目、「グラン・トリノ」「セントアンナの奇跡」に次いで3位と言うところ。

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2009年8月 8日 (土)

ヒューマンな反戦映画

0907 朝顔に蜂

近所に垣根一杯に朝顔が咲いていたのでスケッチに行ったら、蜂が花に出入りしていた。

まずまずの写真が撮れたので描いた。

蜂はミツバチとは違う。熊蜂ほど大きくはないし、何という種類かは分からない。
絵の具と画用紙の相性が悪いのかうまく花の色が乗らなかったのが残念。
 

ところで、しばらく前良い映画を見た。

セントアンナの奇跡」である。

アッキィの評価は ○×4.5
少し短くしてもいいのではとちょっと減点。

ミステリーのような導入部から観客を物語へ一気に引き込んでしまう。
その導入部これから見る人は、古いドイツの拳銃ルガーP08で射殺される男性の顔をよく覚えておいたらいい。と、映画のホームページに出ていたが、アッキィがそれを読んだのは映画を見た後、まさにあとの祭りで、いまだに誰か確信が持てないでいる。それも減点に入る。

話の殆どは第2次大戦中のイタリア戦線、黒人だけの部隊(と言っても将校は白人)のなかで無理な進撃命令でドイツ軍地区に取り残された4人の黒人兵が中心で進む。

人種差別が主題かというと話はそんなに単純ではない。勿論そんな問題も含まれてはいるが、主題はもっと大きい。

黒人に偏見のないイタリアの村民達、しかしその中にはファシズム崇拝の父がいて、それをたしなめる娘が居る。そこへパルチザンがやってくる。パルチザンにも愛国心に燃える者、ドイツに内通している者、更にそのパルチザンに捕らえられたドイツ軍脱走兵と、いろんな人間が絡み合う。

立場の違う人たちが戦争という過酷な状況に直面して、それでも人間性を失わなかった者と失った者と、その対比で戦争の悪を告発した作品と言っていいだろう。

セントアンナの虐殺という事実の上に組み立てた話で殆どはフィクションだと思うが、ストーリーを触発したなんらかの事実が他にも有るのか知りたくもある。

なにはともあれ、映画ファンなら是非見ておくべき作品。

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2009年5月21日 (木)

映画「天使と悪魔」

079 デール


半年ぐらい前に亡くなった近所のダックス。
写真があるというのでお借りした。
ご本人(本犬?)は遠目には見たことがあるが、近くで見たことはなかった。

子供のように可愛がっておられたそうで、絵を差し上げたらとても喜んでくださった。

映画「天使と悪魔」を見た。

結論から言うと、私的評価は○×4

同じ原作者の前作「ダヴィンチ・コード」よりアクションが多く、数時間の出来事に絞られているので分かりやすい。

前作はカトリック教会を貶めるようなところがあったが、本作はやや肩を持った形。
反カトリックの組織が企んだ行動で・・・・と先を書くと最期のどんでん返しが分かってしまうのでここで止めておく。
アッキィはある程度疑いを持って見始めたが、途中で違ったかとはぐらかされたように思った。でも、最期はやはりという結末だった。

1時間毎に犠牲者が出て、謎を解いて防ごうとするが果たせない。
そんな設定でサスペンスが続くところはTVドラマ「24」あたりの影響があるように思う。
上々の娯楽作。

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2009年5月13日 (水)

出し遅れの・・・

070 フリージャ

先月、庭に咲いた花。
もう花はとうに終わってしまった。
さらりと描いたのでつい出し遅れた。
  

しばらく更新を怠ってしまった。
話の種が無かったわけではない。
映画を見たし、連休には山梨へ一泊で行って来た。

映画は「バーン・アフター・リーディング」と「グラン・トリノ
もう出し遅れの証文のようなものだから詳しくは書かない。
面白い映画といい映画とだけにしておこう。
アッキィの私的評価は 前者が○×4,後者が○×4.5

山梨は昨年暮れ、娘夫婦が建てた山の家に招待してくれたもの。
北に八が岳、南に甲斐駒ヶ岳と富士山が見えるはずが曇りで、二日目は午後から雨。
甲斐駒が少し見えただけだった。
家の周りはまだ殆ど手が入っていないので、オカンは草むしりと草花の種まき、アッキィは二人の孫の相手で過ぎた。
ということで、スケッチどころではなかったが、下に載せた俳句の内二つを得たのが収穫。

出し遅れの特集のようになった。メジャーリーグの中継を見ているとそれだけで午前中が終わってしまう。
思いついたらすぐ書かないといけない。

と、反省して昨日あったばかりの句会の結果にいこう。

5月第1回の句会。
一応全員の11名が出席。寂しいので会員募集を公民館に掲示して貰っているがまだ入会はない。
題は「夏初め」or「紫陽花」
秋羅、互選は計4点と低調。青雲師の佳作には3句入った。

◎青雲師選 特選句
○仲見世に駄菓子横町傘雨の忌     ヤイコ
○列につく銀杏若葉の阿修羅展      ユリコ
○あじさゐの毬まだかたし薬医門     サキコ

秋羅佳作句
○攩網(タモ)持ちて川をのぞく子夏初め    秋 羅
○湧水の三筋に走る大夏野          秋 羅

       (甲斐小泉・三分一湧水)
○いち時に春の来てをり山の里        秋 羅

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2009年3月24日 (火)

儲けものの映画

先日天気の良い日、町中へ出て映画を見た。

「ワルキューレ」

本当はクリント・イーストウッドの「チェンジリング」を見るつもりだったが、上映時刻を見たらレイトショウしかやっていないのでこちらにしたのである。

まずトム・クルーズがドイツ将校に扮するのがちょっと引っかかるし、ヒトラー暗殺未遂の実話を素にしているので結末は分かっている話だ。それをハリウッドが作ったのでは内容的にどうかなと言う気がした。
しかし、評は悪くないようだったので見ることにした。

ところが替わりに見たにしてはなかなか良かった。

結末の分かっている暗殺失敗へ向かっての進行がサスペンスフルで見る者を緊張させる。
ヒトラーは何度もあった暗殺の試みを僅かなところでくぐり抜けており、ホントに運(悪運?)の強い男とかいわれているが、これはドイツ国民の運命でもあったのだろう。

飛行機好きとして嬉しかったのは、本物ではないかも知れぬがドイツ軍の戦闘機や輸送機を飛ばしていることである。(エンドロールに P40 PIROT とあった)
撮りようによっては出さなくてもよい場面もあるが、実機を飛ばしているので大戦中の雰囲気、緊張感に満ちた映画になったと思う。

まさに拾いものの映画。 
アッキィの評価は ○×4

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2009年3月 9日 (月)

春は美術展から

09 森の道しるべ

7日から始まった市民美術展の出品作品。

グラフィック・デザイン部門はある程度アイデア次第かと思うので、見たままを描くのとは違う悩みがある。
今回も2,3のアイデアを素に題材を探したり、下書きをしたりなかなか決まらなかった。
今の自分の腕ではとても絵にするのは難しいものもあり、2月初めの提出なのに描き出したのは1月半ば頃だった。

木彫りの梟はチェーンソウで彫ったもので、近所のお宅で見せて貰い写真を撮らせてもらった。
自分では昨年よりは良くなったと思っている。

H/K(話は変わるが)、映画「七つの贈り物」を見た。

クリント・イーストウッド監督の「チェンジリング」の方を見たかったが、上映時間が合わずこちらにした。
かなり評が良かったし、サスペンスではないが最初に謎が投げかけられてそれが最期の劇的展開につながると言うことだったので、見ても損はないと思った。
しかし、見終わっての感想を一言で言えば、期待をあまり大きく持たないほうがいい、ということになる。
確かに最期はあそこまでやるかと思う展開だが、わたしには何故主人公がこんな行動をするかは途中で分かった。

それは別にしても、奉仕した7人のうち一人に話の殆どが割かれていて他の話がどうもよくわからなかった。あまりそれを描くと最期の奉仕が分かってしまうのでさっと流したのかも知れぬが。
アッキィの私的評価は ○×3

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2009年2月 9日 (月)

007はよく動く

053 野良の子猫

一年以上前、公園で見かけた野良。

大分大きくなっていたがまだ一年ぐらい。
飼われていたのが捨てられたのだろうか、人怖じしなかった。
シャムが混じったミックスのよう。
絵は真っ直ぐ描いたが片耳の先が捻れたようになっていて、それで捨てられたのかも知れない。

持っていたキャットフードをやったので翌日もそのあたりにいるかと思ったが、以後はもう見えなくなってしまった。

久しぶりに映画を見た。
「007 慰めの報酬」

ダニエル・クレイグがJ.ボンドになって2作目。相変わらずアクションが派手。
アクションは工夫があって迫力あるが、すべてカットバックで繋いでゆくので、筋が掴みにくい。

時間と空間を飛び越えて世界を駆ける。上司のMまでがロンドンからハイチにあっと言う間に現れる。
アクション場面を楽しめばいいのかも知れないが、悪役もやや薄っぺらでイマイチの感。

このままではピアーズ・プロズナンのボンドに及ばない。
と言うことで私的評価は ○×3

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2008年10月18日 (土)

名匠の傑作、石内尋常高等小学校

08 こけしと瓢箪

瓢箪は10年近く前、栽培した人から生のものを貰い、種抜き・乾燥をした。
表面がムラになったので、ニスを塗ったが綺麗にとは行かなかった。
でも、手作りしたので捨てがたく机に置いている。
木ぎれを削って栓を作った。これもイマイチなので作り直すつもりで木ぎれを貰ってきたがそのままになっている。

昔、家に瓢箪があった。おそらくちゃんとした職人が作ったもので、容器にもなった。
春や秋天気のいい時、父は近くの山へわれわれ兄妹を連れだした。
そんな時この瓢箪に酒を入れて持っていったものである。
あれは昼間から酒を飲む口実だったのかも知れない。
今なら私もやってみたい。

映画を見た。
「石内尋常高等小学校 花は散れども」

日本映画はあまり見ないがこの監督作品なら、と思う一人が新藤兼人である。
同じ新藤兼人作品の「陸に上った軍艦」を見逃したのでこれは是非見たかった。

上映されるや最初の主要登場人物紹介の挿話でウルウル来てしまった。
涙腺が敏感で、特にこういう嬉しい場面にぐっと来る。

脚本も当然ながら新藤兼人であり、その自伝的な作品。
大正時代の田舎の小学校の先生と児童、そして時代が飛んで戦後のその交流の話。
ネットで調べたら、新藤兼人は今は広島市になっているが当時は五日市町石内の生まれとある。
映画の中にも五日市タクシーが出てきたし、エンドロールには石内小学校の名前もあったから地名等はすべて実在のようだ。

荒削りの板を黒く塗っただけの黒板、後半寝込んだ市川先生(柄本明:相変わらず上手い)の枕元に見やすいようにテレビが斜めに置かれているなど、細かいところがちゃんと描かれていた。
そうかと思うと、ファンタジックな画面が入るなど、新しい演出が試みられているようで、老いても壮んな精神の若さを感じさせた。

教師と生徒の暖かい交流を描いて、最近の荒れた学校教育現場への提言でもあるようだ。
例によって私的評価、満点としたいところだが泣けて仕方がなかったので○×4.5

我々昭和一桁世代が就学したのは日中戦争が始まったあとで、映画の大正時代とは全く時代が隔たっているが、まだ結構ユニークな先生が居た。戦中戦後の激動の時代のせいもあって卒業後の交流はなかったが。
そう言えば我々は教育制度改革に一番影響を受けた世代だろう。
入ったのが尋常小学校で卒業は国民学校、旧制の中等学校最後の入学生で2年生になっても後輩の入学はなく、新制中学に変わって卒業は商業高校併設中学となっている。我々だけの臨時の中学校だったから一年でこの中学校もなくなった。中等学校が各種事情で高校に昇格しなかったため、3,4,5年生はバラバラにされたのである。
普通科・商業科併設の高校も10年間で終わり名前が変わったから、今も名前と校舎が残っているのは小学校だけである。

それでも多感な少年時代を過ごした高校時代の想い出が一番多く、今も会うのは高校時代の同期であるのは嬉しい。

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2008年9月 7日 (日)

”七人の侍”に感激、感涙

Photo 紙パック

7月の絵のサークル例会で書いた。
四角の立方体を角度を変えて書く練習。

文字など細かく書くときりがなく、途中でいやになってごまかしになった。
画面右側に他のパックがあったがそこまで描く予定でなく下書きを進めたが、そこが空いてしまい、そままでは間が抜けるので丸いものをとジュースの入ったコップを描いた。

昨夜、BS2で黒澤明特集の内「七人の侍」の放映があった。
上映時間が長くてテレビ放映の殆どない作品なので、この際ジックリと見た。
劇場公開時と同じように途中休憩まで入れて、NHKも粋なことをやってくれた。

懐かしい顔、しゃれたセリフ、ワクワクした場面が出るたびに嬉しくて涙が出た。
歳のせいか最近は悲しい場面より、懐かしい場面嬉しい情景で涙が出る。

公開時は学生、あの頃映画館は入替え制でなかったから、良い映画、気に入った映画は続けて二回見たものである。
「七人の侍」も当然二回見た。それも昼食も夕食も取らず、売店はあったが金がないから飲まず食わずだった。
そうだ、思い出した。二回目の時、映画館が1巻飛ばしてしまったのだ。二回目なのに少し損をしたような気になった。あの回だけ見た人で気が付いた人はいたのだろうか。戦闘場面ではなかったから、大筋は分かったろうけど、大変な損をしたわけだ。

そんなことより映画のことだ。

今、改めて見るとやはりすごい傑作だ。
七人の侍だけでなく、村人達も科白のある人物殆どについてちゃんと性格が分けて描かれている。
そのために長尺になったのだろうが、徹底したリアリティと共にこの映画に深みをもたらした。

戦闘場面の迫力に注目が集まるが、会話に細かい気が使われていてしゃれた科白が多く、これがうれしい。
ただ、あの頃は録音が悪いのか聞き取りにくい部分がある。他の映画にもあって、黒澤映画は絶叫が多いのでなあ、と友達と生意気に評をしたものである。
あの頃すでに時々ではあるが日記を書いていたはずで、この映画について何と書いていたかと思い古い日記帳を探してみたが見つからなかった。

ともあれ、荒野の七人をはじめ多くの外国映画に影響を及ぼしたのもむべなるかな、と言わしめる傑作であることはまちがいない。

今日午後、やはりBS2の「”七人の侍”はこうつくられた」も見たが、映画作りに情熱を注いだ多くの人がいて、それが画面から感じられて傑作になったのだと思った。

いい映画はいつまで経っても古くならず感動を与えてくれる。映画万歳!!!

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