書籍・雑誌

2007年4月23日 (月)

映画は面白い

映画「ブラッド・ダイヤモンド」を見た。

サスペンス映画だがアフリカの抱える問題を背景にしていて、考えさせられるものがある。
民族間の紛争、内戦、拉致されて少年兵にさせられる子供達。余りニュースとして我々には届かないが、今でも止むことなく続いているとは、と気持ちの底に重いものが残った。

サスペンスとしても上の部の出来。
ディカプリオはアウトローの側の男を演じて熱が入っている。
「ディパーテッド」がアカデミー賞を取ったが、こちらの方がずっといい。
「ディパーテッド」はアカデミー賞の決まる前に見たが、香港映画の焼き直しだし(元の映画より分かりやすくなっているが)内容的にもとても賞を取るとは思えなかった。ジャック・ニコルスンの怪演振りだけが目立った感じ。
しばらく振りの映画の記事だから、今年見た映画の100%個人的な評価を書く。
1月)「硫黄島からの手紙」     ○×4
2月)「ディパーテッド」       ○×3.5
3月)「守護神}           ○×4  (ケビン・コスナーは好きな俳優の一人)
   「ナイト・ミュージアム」    ○×3  (着想がいい娯楽作品)
4月)「ブラッド・ダイヤモンド」    (○×4)+  (4.5まで行かないところが微妙だが)

「硫黄島からの手紙」に関連して「十七歳の硫黄島」(秋草鶴次著 文春新書)を読んだ。
素人の方の文章だから描写などにもどかしいところがあるが、地獄のような経験が率直に書かれている。
十七歳であのような凄まじい経験をすると言うことは、何と戦争とは酷いものか。
自分も五,六年早く生まれていたらあのような場面に放り込まれていたかも知れないと思うと、年寄りの経験談では済まされない身近なものとして暗然たる気持ちになる。

憲法改正の声が大きくなっている。国を守る手段は持たねばと思うが、その前にソフトとしての戦略を考えておくことが必要だと思う。ハード(軍隊)を持つと往々にして使いたくなるのは過去の歴史にいくらでもある。国の進路を誤るとどういうことになるか、政治家はこの本を読んで十分に考えて欲しい。戦場に行くのは自分じゃないと、まさか思ってはいないでしょうね。

先々週は水彩画のサークルは写生会。現場では描ききれず家で時々見ては描き継いでいるがあと少し残っている。
その翌日はパトロール隊の懇親会。ボランティアに出る人たちだけに皆いい人で、そこに差し入れの老酒やコニャックがあって十数年振りの二日酔いになった。二日酔いの治った後も三日ばかりは何もする気にならず、メジャーリーグの中継などでボケーッとして過ごした。
以上、ブログ更新の遅れた言い訳。

| | コメント (0)

2006年12月25日 (月)

風邪で寝て本が

A_1 ”ベティ”

頼まれて、ゴールデンの写真をお預かりして描いた。

もう亡くなったそうなので、天国のイメージで背景を明るくしてみた。

     

先週は風邪を引き、熱は無かったが大事を取って3日間は殆どベッドにいた。

だから年賀状の準備も市展用の絵も、気になりながら先延ばし。
ブログも更新できなかった。

○うつうつと三日籠もりし風邪の床   秋羅

寝ていても本は読めるので、読書は進んだ。

小川洋子「博士の愛した数式」
コレは面白かった。
素数ぐらいは知っていたが、友愛数や三角数と言った始めての言葉が出てきて、何となく数学に親しみが湧いた。数学が小説の主題ではないが、上手く数学が取り込んであって、ほのぼのとした小説。
地味だけど映画も好評だったようだ。ビデオが出たら借りてこよう。

宮部みゆき「誰か」 
コレはまあまあか。人も死ぬし謎もあるが、ミステリィと括るにはどうかな。

デイヴィッド・ホックニィ「秘密の知識」
面白かった。
中世の肖像画家達が似せて描くためにどんな道具を使っていたのかを、例証を上げて解明したもの。カメラのない時代にスケッチでは追いつかない部分を道具でカヴァーしたわけで、これはまさにトレース画法だ。
デジカメやプリンターを利用しているアッキィとしては意を強くした次第。

| | コメント (0)

2006年11月18日 (土)

映画って良いなあ

Photo_27 ”ダイザエモン”

豪傑のような名前。
グレイを葬ったペット霊園に飼われている。

グレイの火葬を頼んで玄関に入ったら「いらっしゃい」というようにすぐ出てきた。
グレイより一回り大柄だが、毛並みがそっくりなので驚いた。
鼻筋が白い所ぐらいの違い。
カメラを持っていたので早速撮った。犬と違ってなかなかこちらを向いてくれなくて横顔になった。

H/K(話は変わるが)
映画「父親たちの星条旗」を見た。

全体をセピアような色に統一して、白黒映画のような雰囲気。
それが相当残酷な戦闘場面も押しつけがましくにせず、却ってじんわりと反戦をうつたえている。

映画は硫黄島でたまたま星条旗を掲げた写真を撮られてヒーローとされ、本国に帰って国債を買わせる広告塔にされて悩む3人を描く。原作は(読んではいないが、少し立ち読みした)題名のように主人公の子息が硫黄島の戦闘について、生前は話すことの無かった父親のことを戦友達に聞き回る形になっている。映画ではそのへんが途中で出てくるので、ちょっと分かりづらかった。

戦闘場面は「プライベートライアン」ほどでないが迫力ある。CGと分かっていても硫黄島を囲む艦船の群もすごい。あんなのを島から見たら、とてもじゃないが戦闘意欲など無くなってしまうだろう。

製作・監督のクリント・イーストウッドはアクション俳優とされてきたが、監督をやり出してから変わった。
「ミリオンダラー・ベイビー」といい、良い映画を作る。
ということで、アッキィの採点は ○×4

日本側から見た第2部「硫黄島からの手紙」も見なければなるまい。

そういえば、先月見た「カポーティ」も良かった。
事件の発生から「冷血」を書くに至るトルーマン・カポティを描いている。
カポティの「ティファニィで朝食を」などは読んでいないが、「冷血」だけは翻訳が出た当時すぐ読んだ。
事件は一家4人殺しで大きいが、犯人の二人組の行動は単純で行き当たりばったりの感じだ。それをこうまで文学的に描けるものと、感心した覚えがある。
アッキィの評価は ○×4.5

もう一度「冷血」を読み返してみようと思っている。

| | コメント (0)

2006年5月20日 (土)

たかがTVゲーム、されどTVゲームⅡ

Photo_16 坂月川春

いつも散歩に行く所。3年前の作品。今はもう少し進歩したかな。

   ○芽柳に出会い写生の位置決まる   秋羅

前回TVゲームのことを書いたあと、毎日新聞のMSNニュースを読んでいたら米国でTVゲームに夢中の70歳のおばあさんが評判という記事があった。孫と一緒に毎日楽しんでいて家には各種ゲーム機があるそうだ。
更に年上のアッキィとしては心強い。以前はこの歳でTVゲームとは人には気恥ずかしくて言えなかった。指先を動かすことでボケ防止になると自分に言い訳していた。

ただ、アッキイには好みがあって、このおばあさんのように何でもとは行かない。
前回も書いたようにパズル性の濃いモノが好みだ。RPGも好きだがファイナルファンタジーは好きでない。ⅡかⅢをやったがキャラクターが好きになれない。おなじRPGでも子供っぽいけどドラクエは鳥山明のキャラクターが敵役にも明るさがあっていい。

TVゲームではあと、メタルギアソリッド(MGS)、レインボーシックスが面白かった。敵に気づかれずに進入するところがパズルを解くようでイイ。しかし、MGSもバイオハザードも次第にアクション性が強くなってきているのが少し残念。
フライトシミュレーションも好きで、パソコンの方でもやった。これのためにパソコンのモニターは大きいものを選んだくらい。

「バイオハザード」は残虐でグロテスクな場面があるので、それを少なくして小学生でもやれるようなアドベンチャーゲームが出来ないかと、4年ぐらい前ストーリィを書いたことがある。しかし、ゲームにするにはコンテを入れるなどイメージをもっと具体的にし、主題、目標等いろいろとあるようで、そのままになっている。

TVゲーム以外では、「数独」が面白い。
3×3の升目が9つ集まった9×9の枡の空いたところに1から9までの数字を入れていくもので、縦横の9つの升目にはだぶらないように1から9が入る。3×3にもにはだぶらないように1から9が入るというもの。数字を使うが計算などは必要なく、論理的な思考が要求される。
こんな説明では分かりにくいと思うのでこのパズルを発行しているニコリ社のホームページを下に貼り付けます。解き方の説明と例題も出ています。

http://www.nikoli.co.jp/puzzles/1/index.htm

このパズル、日本から英国に渡って大変なブームになってヨーロッパに広がっているそうだ。

アッキイは4,5年前に入れ込んでニコリ社の「数独」を4,5冊やった。(別の出版社では「ナンプレ」:[ナンバープレイスの略か]と言っている)
新書版ぐらいの大きさで、鉛筆と消しゴムがあれば出来る。頭の体操になるので、これもボケ防止にはもってこいだ。
朝日新聞の土曜版に4週に一回ぐらいで数独が出るので楽しみにしている。
解答は翌週になるので、エクセルを使って検証のための表を作った。

上のニコリ社のホームページには他にも沢山パズルが出ている。
中で少し面白いと思ったのは、「美術館」。

一人でやるゲームばかりで、引きこもりのようだが決して人嫌いではありません。
沢山でワイワイやるのも好き、特に酒の席は。
来週は他の俳句サークルとの合同吟行句会。ぐっと高尚な記事を書けると思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月26日 (木)

俳句と紀行文

Photo_3 元旦の書き初め 

俳句といえば、先月から江国滋の俳句と俳句入りの紀行文の本を続けて読んでいる。一度読んだモノが多いが、図書館で見かけて次々借り出している。この人俳句は俳人と肩書きがつくほどのいわゆる玄人ではなかったかも知れないが、鷹羽狩行から挨拶句の名手と言われた方。勿論紀行文は俳句が主でなく、軽妙な筆で綴ったエッセイが主であり、俳句はその印象のアイコンのようなもの。素人の私がその俳句の出来をウンヌンする資格はないが、ウーンと唸るようなものは多いとは言えないでしょう。(外国では季節感が違うので特に難しい)でも、ああ俳句はこんなに気軽に詠んでいいのだ、と思わしてくれる。

私が自己流で作っていたときは俳句を作ろうとしていたのではなく、どこかへ行ったとき、何か印象深い出来事があった時々に、印象や感情を句らしきものにしていたので、一年に数句ということが多い。今読み返すととても俳句といえない代物が多いが、いわば日記替わりのようにその時のことが蘇ってくるという効用がある。長い文章でなくても17文字でその前後の事情、光景、状景までが想い出されるのである。

上に付けた書き初め、前にも書いたが犬だけでも何十枚も描いてきてその流れで描きました。ウチの猫を描こうかと思ったが、今年は戌年、最初に猫というわけにもいきません。俳句は賀状に書き込むために年末に戌年に因んで作った。毛深い犬の耳を日が透けるかと言われそう。確かに薄い猫の耳なら透けそうだが、そこは戌年に掛けた句としてさらりと読んでください。

江国滋は小生の一歳下だった。同世代であることに加えて、俳句と共にお酒が好き、スケッチをやり、カードマジックが好きと私と好みが合うところが多い。それで余計彼の本の行間にまで共感を感ずるのである。(ただ、そのドレを取っても彼の何十分の一ぐらいにしか達していないのがシャクである。)それだけに、最後のガンとの闘病句集はとても読む気になれないのである。

と書いているうちに時間がだいぶ経った。

市展向けの絵の本体に昨日から取りかかった。イラスト風に描くための下絵に随分かかってしまった。今日もこれから描かねば。市民俳句大会の締め切りも近い。気持ちばかりやらねばとはやるが、ぎりぎりまでやらないないのは優柔不断の性格からか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月21日 (土)

やっとブログ開設

Photo

真鍋かおりさんのブログ普及委員会につられてここまで来ました。ブログ開設が今年の目標の一つですが、生来の怠け者、松の内が過ぎてやっと腰を上げました。

リタイアして4年になります。むかし、定年後を「毎日が日曜日」と言ったりしました。当時は未だ週休二日はほんの一部でした。その後、週休二日制は中小企業にも普及して、小生のような小企業にいた者も一応その恩恵に浴しました(サービス出勤も多かったが)。で、リタイアしてみると何かやっていても、今日はここまで、又明日やればいいじゃないか、と言う気分になることが多い。逆に気に入ったことは明日は朝寝したってイイや、と遅くまでやることもできる。ということで、「毎日が土曜日、明日も日曜日」と題しました。

3年前から俳句と水彩画のサークルに入っています。野球シーズンにはいるとややおろそかになります。プロ野球は勿論、この数年はメジャーリーグに夢中です(シーズンオフの今も毎日MLBのホームページをチェックしている)。

他には読書(主にミステリィ)、TVゲーム、今は休業状態ですがカードマジックや飛行機のプラモデル製作と色々気が多くて退屈しません。その辺の所はオイオイと紹介させて頂きます。

今日は年賀常用に描いた子犬の絵を紹介してご挨拶に。松の内を過ぎてからでは後出し賀状のようですが、ご勘弁。果たしてうまくいきますでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)